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矯正はいつから始めたら良いでしょうか?
お子様の矯正開始時期を知るには
お子様の矯正開始時期を知るための3つのポイント
「不正咬合(悪い噛み合わせ)を発見するポイント」を知ること。
正面から見た時の顔や顎のゆがみは、不正咬合を見つける重要なポイントです。子供の顔のゆがみは噛み合わせや悪習癖が原因で生ずることが多いです。原因を放っておくと、大人になって外科手術も含めた矯正治療が必要になることもあります。
ほんのささいなことと気づかないでいる頬杖や寝癖などの癖も、歯やアゴが変形するような悪影響があります。想像以上の悪影響を及ぼすので気を付けましょう。
上顎前突や下顎前突は低学年で軽度でも、学年が上がるにつれ悪化する傾向もあります。このような不正咬合は成長期(小学校中・高学年)に治療することをお勧めします。この時期の治療は不正な成長をコントロールし症状の軽減を行うためのものです。
悪い噛み合わせをそのままにしておくと、もっと悪くなってしまうケースを早く見つける。
歯が左右対称に生え変わっているか観察しましょう。左右の歯は同時期に生え変わるのが普通ですが、片方が生えてくるのがきわめて遅い場合には、永久歯が生えなかったり、歯茎の中に埋もれている場合があります。
また、奥歯がうまく生える隙間がなく、途中で引っかかっているような場合は歯ブラシが届きにくく、その部分が虫歯になったり、よく噛めないことが問題です。
「骨の問題」と「歯の生え変わり」の問題点で考える。
「口が開きづらい」とか「アゴが痛い」といった顎関節症の症状も、歯並びや噛み合わせに関係する場合があります。大人の顎関節症は子供の頃からの不正咬合が影響しているという報告もあり、子供の頃の悪習癖や頬杖などの悪姿勢も影響していると言われています。
小学生は、低学年から高学年まで年齢差が広く、丁度混合歯列から永久歯列への生え変わりの時期に当たります。そのため、歯の生え方も様々です。また児童の治療への理解度や協力度も個人差があることを考えると、矯正治療の開始時期を症状だけで判断するのは簡単ではないでしょう。
特に低学年・中学年では単純な矯正装置を使っていますが、矯正装置を使わないと治らないということを本人が理解し、納得しているのか、さらにこの治療についていけるかなどを判断してあげる必要があるでしょう。
矯正相談に行くきっかけとしては、学校検診の指摘や、子供本人が歯並びや噛み合わせを気にしている時、両親が子供の歯並びや噛み合わせが気になる時が一般的です。その際、矯正専門開業医などの専門家に不正咬合の状態の把握と開始時期について相談されることをお勧めします。
矯正治療をしている10代前半の女性は、こんな人
歯だけではなく、心も健康的になっています
思春期に入り感受性も強くなる12歳頃から、他人の目が気になる子供が増えているようです。
特におしゃれに敏感な女の子の間ではその傾向が強く、自分の歯並びが気になり笑う時に手で口元を覆う子も多いです。
歯列矯正をすることは、歯並びを美しくすることだけでなく、精神的にも明るく前向きになるので、心身ともに健康な生活を送ることができると言えます。
歯を抜かずに矯正治療をしたい
全ての歯が永久歯に生え変わっていない「混合歯列期」や「乳歯列期」に歯列矯正を始めれば、永久歯が生え揃う前に、永久歯が生える位置を作ることができます。そうすることで、歯を抜かないで歯列矯正を行うことができます。
また、顎の骨を広げる「拡大装置」を使用することで、歯が生えるすき間を作ることができます。
子供の頃から歯列矯正を行うことは、大人になってから始めるのに比べて、こういったメリットがあります。
顎のバランスを整える
片方の歯ばかりで噛んでしまうことを「偏咀嚼(へんそしゃく)」と言い、それをずっと続けていると顎の骨のバランスが悪くなってしまいます。
歯列矯正と合わせて成長する顎のバランスを整えることで、正しい咀嚼に治すことができます。
「歯を大事に」という考えを持たせたい親御さん
歯列矯正は、何度も歯科医院に通い、治療を行います。
子供の頃から定期的に歯科医院に通い、歯ブラシの練習などを教えてもらうことで、歯に対する意識が強くなります。
10代前半の歯列矯正に関するデータ
女子中学生の正常咬合と不正咬合の割合
- 正常咬合 46.9%
- 不正咬合 53.1%
(広島矯正歯科医会 調査)
女子中学生の不正咬合の種類の割合
- 叢生(歯のでこぼこ) 46.3%
- 上顎前突(出っ歯) 24.9%
- 反対咬合(受け口) 6.8%
- その他 22.0%
(広島矯正歯科医会 調査)
10代前半の女の子が矯正治療を受けて、きれいな歯並びになりました
叢生



8歳の子。まだ乳歯が残っています。ようやく上の前歯が生え変わりましたが、残念ながら2番目の歯が内側から生えました。



床拡大装置で上歯列を広げて、2番目の歯を前に出すための隙間を作り、その後は前歯4本にブラケットを付けて治療しました。上前歯真ん中の隙間を閉じて、4本の歯はきれいになりました。
反対咬合



乳歯時には受け口でした。上前歯2本が生えましたが、また左前歯は内側へ向かって生えてしまいました。2番目の永久歯もどうやら、きちんと生え変わる隙間がありません。



リンガルアーチで内側から左上前歯を押し出し、その後床拡大装置で上歯列を広げて治療しました。
上顎前突






開咬






歯列矯正をしている10代後半の女性は、こんな人
認識の変化から、より手軽なイメージを持っています
最近では、有名人や芸能人が矯正装置を堂々とつけてテレビに出ていることも多く、女子中高生の間では、矯正治療を「おしゃれなもの」として受け止めている人も多くなりました。
また、最近ではカラフルでおしゃれな矯正器具も登場していますので、矯正治療を楽しみながら行うこともできるようになりました。
10代後半の歯列矯正に関するデータ
女子高校生の正常咬合と不正咬合の割合
- 正常咬合 40.7%
- 不正咬合 59.3%
(広島矯正歯科医会 調査)
女子高校生の不正咬合の種類の割合
- 叢生(歯のでこぼこ) 42.8%
- 上顎前突(出っ歯) 28.5%
- 反対咬合(受け口) 4.5%
- その他 24.2%
(広島矯正歯科医会 調査)
10代後半の女の子が矯正治療を受けて、きれいな歯並びになりました
出っ歯とデコボコを治療した12歳の女の子の例






上の前歯が出ていること、歯並びが悪いことを気にしていました。
小臼歯は抜歯しないで治療することになりました。治療期間は2年3ヶ月。
受け口と横が噛み合っていない10歳の女の子の例






ほとんどの永久歯が生えていますが、横の歯が伸びずに大きなすき間がありました。このような状態を「開咬」と言います。さらに下顎が前に出ている「受け口」と「叢生(歯のでこぼこ)」がありました。
上下の歯にマルチブラケット装置を約2年間付けて、歯は抜かないで治療しました。
下の前歯のでこぼこと出っ歯の11歳の女の子の例






上の前歯4本が前に出ている「出っ歯」と、下の前歯に「叢生(歯のでこぼこ)」があります。
「小臼歯」という、横にある歯を上下2本ずつ抜歯し、マルチブラケット装置で治療しました。
顎の成長をコントロールしながら、乳歯から永久歯にかけて治療した女の子の例






上顎と下顎のズレが大きく、骨格的に問題のある「出っ歯」です。
早期の治療により骨格的な問題が改善されたため、永久歯列での治療が楽になり、歯を抜かないで最後はマルチブラケット装置で噛み合わせを治療しました。
大人の歯が生えきるすき間が無かった女の子の例






上下の前歯が先にぶつかって、横の歯が生えるすき間がありませんでした。
拡大装置で奥歯を広げることにより大人の歯が生えるすき間を作り、最後は上下の歯にマルチブラケット装置を付け、歯並びと噛み合わせを治療しました。
歯列矯正を終えた女性の喜びの声
矯正治療を受けて、歯の大切さ、歯みがきの大切さが分かりました。
きれいな歯並びになってうれしい。
ものすごく歯並びが良くなっていると実感できてうれしい。
始めは痛いこともあったが、歯並びが良くなってくるにつれて楽になり、最後は矯正して良かったと思う。



